お酒。

atmy2005-04-03

甥っ子が泊まった。
1人ではじめてのお泊まり。
彼にとっては一大決心だったようだ。
若干5才の彼は、相当よくしゃべる。
彼の母親、作者の姉がよくしゃべる。
そんなこと知らないよ!
自分で考えなさいよ・・・
いい加減にしてよ。
と、3段階で姉との会話ほぼ終了。
誰も聞いていなくても、1人でもしゃべっている。
母親の遺伝子丸なげで、彼もまぁよくしゃべる。
男の子だもの。そのうち話さない時がやって来るだろう。
中学2年の夏頃にはすっかり無口な甥っ子の出来上り。
そう、願う。


彼が帰った後、しばらくして友だちがやって来た。
飲みに行こうと約束をしていたからだ。
また、しばらくしてもう1人追加。
月に一度は集まって、愚痴を聞く。
後からやって来た友だちは2人の子持ちの既婚者なので、
愚痴る内容てんこ盛り。
何をしてあげられるわけでなし、せめて、話して楽になるのなら
聞かせていただきましょう。酔っぱらった主婦の愚痴を。
3人でどこで飲もうかとふらついていると、
いつも行く大衆焼肉居酒屋に行こうと言う話になり、
行ったはいいが、これまた混んでいて座れやしない。
待てるほど、お腹に余裕がなかった。
春休みだし、土曜日だし、安いし。混んでるのは当たり前か。
グーグー鳴ってるお腹は焼肉の匂いにさらに敏感で、
その場を離れた。
また、ふらふらと歩き出す、酔っぱらう気、満々の3人。
かなり歩き、ぐるっと30分以上は飲み場所を求め
徘徊しただろうか。
「ここは?!」「あそこがいいよ。」「ここにしよっか。」
お腹が空いているので、思考能力が働かない。
決断力も鈍り、また、ぷらぷらと歩き出し、気づけば
最初に来た大衆焼肉居酒屋店の前。2度目の来店。
今度はスムーズにいつも座る席に通された。
そこは、七輪で焼肉を焼くことになっているので、
店内は軽いボヤ並の煙り。焼肉臭が服に髪に身体に染み付く。
オシャレなこじゃれた店ではないので、そんなことを気にする
お客さんはそんなにいない。そして、なんと言っても、
気兼ねなく大声で話ができる。お酒が入るとどうしたって
大音量になるし、動きもおおきくなる。でも、気にせず、
大笑いできるし、ジャスチャーゲームのごとく
オーバーリアクションでも全然オーライ。
メニューは色々あるが、内臓系のラインナップが充実していて・・・
「内臓系ラインナップ」って嫌だな・・・。
ハツとかホルモンとかガツという豚さん、牛さんの内臓の話だけども。
とにかく、一通り注文。頼むわ頼む。
高1野球部、部活帰りのような食べっぷり。
毎度のことだが、やり過ぎた。
そして、ふと気づく。愚痴る間もなく飲むこと、食べることに
追われていることを。
ある程度、お腹が満たされ、ちょっと落ち着いて、
箸をおき、子持ちの友だちが姑の愚痴をはじめた。
つい最近、姑を含めみんなで一緒に温泉スパに行った時の話。
水着着用のその施設で、お互い水着になる嫁と姑。
先制パンチは姑の方だった。
「何キロあるの?50キロ代後半でしょ?!」
と言って来たというのだ。決めつけだ。推測かのような決めつけだ。
現にそうだったらしく、
嫁、無視もできず「えぇ・・・まぁ」
姑「やっぱり〜そうだと思った。よかったぁ〜私、前半なの」
と、のたまったではないか。
ケンカを売っているとしか思えない発言。
何目的で、嫁より体重が少ないことを確認したのか。
結果、何がしたいのだろうか。姑摩訶不思議。
まぁ、比較的おばあちゃんと呼ばれるにはまだ若い感じの姑は
女として嫁とまだまだ張り合っていたいのだろう。
話が会わないし、気が合わないと友だちの彼女は言う。
仲良しの嫁姑自体、ありえないと思っていいが、
そんな喧嘩腰の姑とはやってく自信は作者もない。
お気の毒な我が友よ。せいぜい、我らに愚痴ってくれ。
そのうち、興奮気味の大声の彼女は
「もっと強い酒ないのぉ」といい始めた。
量ではなく強さの段階になって来た。
もう1人の友だちはお酒が大好きな上、かなり強い。
それでも、ほろ酔い加減で、気持ち良さそうだった。
作者はといえば・・・飲んだ飲み物、ウーロン茶とラムネ。
あ。そういえば、アルコール苦手なんです。
まぁ、素面で参加でも、楽しいんで。
ウーロンハイではなく、ウーロン茶でも、
十分、酔っ払い気分だもの。
なんとも経済的。安上がりでいいわ。