友だち。


幼い頃にとっても仲のよかった友だち、Kちゃん。
はじめて、「仲のよい友だち」がで来たと実感したっけ。
Kちゃんのお母さんと作者のかーさんも当時、
子ども同士が仲がいいのをきっかけに親しくなり、
親子共々、仲良くなり、家族ぐるみで親交を深めていった。
時が立ち、作者はKちゃんとはあまり遊ばなくなった。
ずっと、同じ学校だったけれど、同じクラスになることもなく、
かといって、さけるわけでも、喧嘩するわけでもなく。
成長とともに、2人とも変化していったのだろう。
それに、まぁ、色々な複雑な入り組んだ経緯が、
あるにはあるけれど、それらが理由なのではないと、
作者は思う。本人同士の問題さ。
ま、疎遠になって、一緒に行動を共にしなくなっても
お互い、会えば話すし、冗談なんかいって。
「友だち」は友だちさ。Kちゃんのお母さんとかーさんは
Kちゃんと作者の関係よりも、今でもずっと密なままで、
付き合いが続いている。そのせいで、
Kちゃんにはめったに会わないが、
Kちゃんのお母さんにはよく会う。
昨日もKちゃんのお母さんが買物帰りに立寄った。
すると、Kちゃんの結婚が決ったという話を聞く。
おぉぉ、そうかぁ・・・Kちゃん、結婚するのかぁ。
ちょっと、親戚の親父のようだな・・・。
めでたいくて、うれしいけど、
なんだか、さみしいこの気持ちは・・・なんだろね。