約束。


仕事終わり、Yとの約束。
誕生日なので、お祝をしてくれるということでして。
これまた、うれしいことこのうえないっす。
毎年お互い、同じことを思う日。
繰り返されるお誕生日「おめでとう」と
生まれて来てくれて、
いつもそこにいてくれて「ありがとう」と
末永く「これからもよろしくです」の言葉たち。
Yと作者との関係を改めて思い返す。
永きゃいいってもんじゃーないけれど、
それにしても永い。何十年一緒なんだって話。
別に、どこか特別予約して、おめかしして・・・
なんていうことではなく、いつもの行きつけのお店。
特別に何かをするわけではない。
いつもと違うことをするよりも、
同じことを当たり前のようにして、
改めて、喜びやうれしさをかみしめる。
そり方が、今となっては、心地いい。
特に気心知れたYとならなおさら。
「おめでとう」の一言で、それだけで充分さ。
いつもと同じに、話し出す。
共通の思い出が多過ぎて、
節目節目の出来事をかたり出すと
止まらない。
少しだけずれても、現在は違っていて、
一瞬はすべて意味あるものとして
つながっているのだと考えみたり。
食事の後、ケーキを食べに店を変える。
おいしくいただき、その上
プレゼントをもらう。
単純に物をもらう行為自体が幸せな気分になる。
それが、大切な人からだったらなおのこと。
それに、あげる人のことを思い、時間を費やし、悩んで
迷って選んてくれることが、何よりの1番うれしいこと。
ありがとう、Y。
みんな、ありがとう。