夜遅くに。


甥っ子1号が寝たのを確認して、車に乗る。
実は、クリスマスに幼稚園でお母さんたちが
内緒で作って、我が子にクリスマスプレゼントとして
渡すと言う催しが毎年恒例ある。
毎年恒例なら、感のいい幼稚園児には、
ばれるんじゃないかと思うんだけど。
とにかく、その半ば「マスト(must)」なクマ
を作らないと始まらないのだと、ねーさんがかーさんに言う。
いやいや、自分で作らにゃーね・・・
作者の家にほぼ出来上がりに近い、クマのぬいぐるみが
そういえは横たわっていた。
いやいや、作ったのねーさんじゃないじゃん。
仕上げ・・・・いや、確認をしにねーさんの家に
車を走らせる、ほぼ自分で作ったクマのぬいぐるみを持参の
かーさん。いつもは、早くしないと寝ちゃうからと
あわただしく出かけるのに、今夜は
もう寝ただろうと・・・出かけるパターン。
へんなの。クマを1号に見られたら、折角内々に、
してきたのが、ぱぁになっちまう。
ついでに、ねーさんじゃなくて
かーさんがほとんど作ったなんて、ばれた日にゃー
ダブルパンチだもの。
昼間、たんまり寝ちゃった2号はまだ起きてて、
アイス食べたり、手作りクマに不参加の作者は
たんまり2号と遊ぶ。家にいるとこれがまぁ
よく笑う。警戒心の微塵もなく、屈託のない笑顔で
神経ゆるみっぱなしで、作者の家に来てるときと
顔つきが全然違うからね。
子供は正直だよな。もう少し、大きくなって
話せるようにでもなったら、きっと、
「手作りクマ」製作者:おばあちゃんという事実も
いいかねない。気をつけないとね。
ちなみに、ねーさんは手先を使うことや
細かい作業が大の苦手。出来ないから嫌いなのもあるだろうね。
器用じゃないという事実は正直、否定できない。
作者は、反対に細かい作業、ものを作るという行為が
嫌いじゃない。むらはあるけれど、
「創作・製作意欲」がふつふつとたまにとっさに
前面に出てくることかあるねぇ。でも、見せてもらった、
「手作りクマ」はなんだか、とっても大変そう・・・
だから、いくら、「作る」からといっても、
辞退させていただきたいな。