スペコ

お笑い

ネタのお次は、
村上ショージプロデュース「ドタバタギャグコメディ」
のスペシャルコント。
こちらは、お初ですが、メンバーを見て、
一度は見たいなぁと思ったので楽しみにしてました。
が、しかし・・・これは、以前「大谷ノビフコ構成」でやった、
スペシャルコントに手を加えたものではないか。
「村上ショージプロデュース」って、銘打ってあったから、
別物だと・・・・まぁ、大谷さんが構成やってる時も
ショージさんがオーソドックスなものをやりたいと、
設定はうどん屋さんという枠で
書き上げたものだったらしいから。
もちろん、改良したり、
違うものとして見れましたけれど・・・
大体設定なんて、似たり寄ったりだし・・・
いやいや、それにしても・・・デジャヴ?!?って思ったら
一度見てたものだったって言う・・・。
色々手直ししてリニューアルしてたけどもね。
カラテカは、確か・・・
前は出ていなかったように・・・記憶しているけれど・・・
なにせ今年の１月終わり・・・
２月の初めくらいのものだったから正直、
正確に覚えてませんよ。
ただ、前に見たものは、
初日だったか・・・２回目だったかで、
ちょっと、みなさん役にぎこちなさ加減が出ていて・・・
今回はＩＴ社長の役を
ダイノジ大谷さんだったのだけれど、
確か前はトータル大村さんがやっていて、
うどん屋さんの兄弟の兄役は
FUJIWARAの原西さんだったけれど、
前は大谷さんだった記憶が・・・あるな。
わかりづらい・・・。
ま、そのままの人もいて、
前回同様、回し役はFUJIWARAのフジモン。
この話の前回の印象は、
まだ、あったまってないなぁというものだってけれど、
今回は、どうしたことか。
大変良い感じ。
もちろん、手直しがあったけれど、フジモンの独壇場。
昔からFUJIWARAは好きです。だっておもしろいもの。
それは、主に原西さんがあたいの笑いのつぼを
押しまくってきたからで。
個人的に原西さんがする全てのギャグがおもろいっすわ。
もちろん、コンビとしてのFUJIWARAも
とてつもなくおもろいです。
FUJIWARAはね、両方大丈夫なんですよ。
ボケの原西さんがフリートークで
ぼけるフジモンを冷静に自然に突っ込んで、
フリートークであまり話さない、ぼけない原西さんに
フジモンが半切れ気味で怒って、突っ込む。
フリートークじゃ、
まぁーよーしゃべるんですわ。フジモンが。
しゃべり倒して、気づくわけですよ。
自分しかしゃべっていないことに。
で、原西さんにブチ切れる。
そのやり取りが同級生乗りで、それがまた、
年期なんだろうけれど、息がぴったり。
何より、自然で楽しそう。
そんな、FUJIWARAのフジモンが今回、ぴか一。
もうね、圧巻でした。あれが芸人。the 先輩芸人。
ああいう先輩の芸を
「勉強させていただきます｣って言うのだろうね。
まぁ、生まれ持ったものもあると思うけど、
歴史だね。フジモンの芸人としての。
すばらしい回し役、冴え渡る突っ込み。
無駄なく、伝わりやすく、細かく拾う。
違う人ならこうはいかない。
ぐずぐすになりかけたり、
拾われずスルーしたり、
広がらなかったりする場合も多々あるだろうね。
でもね、今回のこの舞台に関して、
フジモンのすばらしい仕事のおかげで、
おもしろい舞台となったわけです。
べたほめだけど、事実なんですっわ。
ショージさんは、もちろん、大先輩だけど、
ショージさんのキャラがある。
それをいじってもらって何ぼですから、
フジモンも容赦なく、突っ込む。
後輩カラテカにも、きびしいほどの突っ込み。
いや、追求、追い込み、どＳのフジモン本領発揮。
追い込まれ、極限状態で開花する大先輩と後輩。
先輩に遠慮して、後輩に情けをかけ、
中途半な突っ込みはどっちもおいしくない。
要は、最終的な目的は何かということ。
お客さんが笑ってくれれば、
おもしろかったと思えなくてはいけません。
目指すところは、先輩も後輩も同じ。
まぁ、先輩にもよるだろうけれどね。
そこは、芸暦１７年。
ちゃんとわきまえてますし。
ショージ兄は、いじっても大丈夫の大先輩。
もちろん、素材も大切ですが、シェフがいいんですよ。
フジモン、腕あげたなぁ・・・・。
って、誰やねん。
ずいぶんと偉そうなあたい。


１じ３じを見たのだけれど、後で知ったその後の
７じ９じでのおおちさんの骨折。
１じ３じでも、もちろん、
役の設定上ですが、ずいぶんとまぁ、勢いよく、
大谷さんがおおちさんを押して転がしてましたっけ。


兎にも角にも、大満足なスペシャルコントでした。
ボケのほうがどうしたって、目立つし、スポットライト
当たるけれども。でもね、忘れちゃいかんです。
突っ込みあってのボケだし、ボケあっての突っ込みよ。
それでも今日はフジモンの仕事ぶりを見て、
ボケをどう調理するか「突っ込み」って、
大切って、つくづく思った今日の舞台。
いや〜いいもの見せてもろたわ。