治療開始。

昨日の夕方、ついに当初の目的である虫歯治療のために歯医者に行ってきた。
いや〜スムーズじゃないったら極まりないことこの上ない。
とにかく、治療開始記念日だよ。
麻酔の不安もあったが、色んなことを言い聞かせ
足早に目的地へと歩き、待合室で名前を呼ばれるまでじっと待っていたが、
すぐに名前が呼ばれ、一番奥の治療台へと通された。
正直、緊張と不安と恐怖であまり細かいことまで覚えていない。
歯科助手の女性の方が「塗る麻酔薬を塗りますね」と
やってきて塗られたのは記憶にある。
そして、「麻酔が効くまでので少々お待ちください」と放置。
それからちょっと経って、担当の先生が
「麻酔はある物質がはいっていない、まずアレルギー反応の
でないものを使いますので安心して下さい」と言った。
ある物質はそれは「キシロカイン(塩酸リドカイン)」ですか?!
と返す余裕もなく、ただうなずくのがやっとな作者。
よわっ!! へたれだな〜、ほんと。
「気分が悪くなったら、すぐに治療を中止しますから言って下さいね」
ともいわれたが、もしアレルギー反応で気分が悪くなった場合、
それじゃー遅いんじゃないのか?! そして、途中で治療を中止って・・・
そのあとは?!その後はどうすりゃいいのさ?! 
中途半端にやめられたひにゃーどうなのさ?!などと、思ってはみたけど、
もちろん、直接先生に向かって語られることはなく、
「それでは、いきますよー」とさっき塗ったはずの事前の麻酔は
なんのため?!って思うほどふつーに
こっちにチックン、そこにもチックンと痛かった。
そしてまた、「麻酔が効くまで少々そのままでお待ちください」と
先生は隣の隣の治療台で待つ患者さんの元へと去っていった。
何分くらい放置されたろうか・・・。
その間、目の前の壁にはってあるポスターを
何度もみてうなずく。「痛くなるその前に!!」だって。
10分弱して戻ってきた先生「ご気分は大丈夫ですか」
作者「はぁひぃ」(かなり麻酔が効いてきた)
先生「じゃ、麻酔のほう追加していきます」
え?! まだやるの?! もう結構効いてると思うよ!? 唇からほっぺたから
感覚がなくなって、アゴからアゴ下、首上あたりまで変なのに?!
そんなことは、おかまいなしらしい。
今度はさすがにもう麻酔効いてるから、針の痛みはなかったが
「この麻酔は効きが弱くて、刺す時も痛いんですよ。ごめんなさいね」と
いや・・・そりゃーもうちょっと前に言ってよ。
さっきは確かに痛かった。
でも、「ごめんなさいね」はこっちの台詞。
何の心配もない健康体ではなくてすいませんねぇ・・・
お手数かけます。全く面目ない次第だ。
そして、またまた放置。また、目があう「痛くなるその前に!!」のポスター。
んん?! もしや、遠回しにこれを学習させようっていう魂胆か?!
いつになったら始まるのか・・・もうすでに力つきた感があるな・・・
と思っていたら先生再再再登場。
助手の人に色々支持をはじめ、治療機具のスイッチが入る。
うぃぃぃーーーーーーーーんんんんんんんん・・・・・
「痛かったら、麻酔追加しますので、がまんせずに手を上げて下さいね」
と言われ、即手をあげる。言われる前にすでに痛かったのだが、
これ以上麻酔を追加するのに不安があったから、がまんしたが・・・
できなかった。震えが来るほどの痛さ。痛くて、痛くて・・・
そして、麻酔追加入りまーす。
先生「今度のは強い効きのいいのにしましょうね」
って・・・最初からそっちでよかったんじゃないの?!
前にだめだった麻酔薬じゃないよね?! 
たしか、そっちのが強いっていってた気がしたんだけど・・・
とにかく、結構ポッカリ削ったあとにも直接その中に麻酔投入。
うぎゃっー! 声にならない痛みの訴え。
ちょっと、直接ってどういうことよ?! 痛いの当たり前じゃんッ!!
そして、また、しばし放置・・・・今度はその場で先生も待機。
先生「もう、神経まで、もうすぐですからね。
だんだん痛くなくなってきたのはね、神経が腐ってきてた
からなんですよ。横穴の奥がかなり大きな穴になってて
神経がむき出しになってたから・・・痛かったでしょ?!」と言われた。
く、腐っていたのか・・・そりゃーだんだん痛くなくなるわけだな。
そして、神経モロ見えだなんて・・・痛いの当たり前か。
そして、治療再開。あぁ・・・痛くない。ちょっと痛いが
先程の痛みから比べ物にならない痛みだ。
そして、やっと神経を取る行程へ突入。ぐいぐい装置を突っ込まれ
かき出す感じに、何度も細い機具を掘られた標的の歯に入れていく。
その行程が何度も繰り替えされた。
なんでも、炎症を起こし、神経自体が細くなってしまって
取りにくいんだとさ。それに結構先生、力任せに
グイグイ押し込んでかき出すから、アゴはずれるかと思ったよ。
そして、取り出したあとに薬をつめてふさいで終了。
通常30分の予約時間の倍の1時間をとっていたため、
長期戦なのは覚悟していた。いや〜それにしても疲れた。
身も心もぐったりとはこのことだな。
はぁ・・・・とりあえず終わってホッとした。
そっちのほうが大きかったかな。
無事、家路についてこれまた一安心。
麻酔で大きな事故もなく、無事、治療が出来ただけで万々歳。
ホントに今回で学習した。ホントだよ?!
虫歯はひどくなる前に治療する。
「痛くなるその前に!!」のポスターを脳裏に焼きつけて・・・
確実に焼き付いちゃったよ。
あんだけ痛いのは到底すぐには忘れないだろうし。
当分、忘れないよ。大丈夫。
だってね、でっかいムシバラスはとりあえず、退治したけど、
(途中だけども)その他にもいっぱいいるから・・・
長い戦いになりそうだな・・・。