思い出・誕生日。

atmy2005-05-12

今日はなにげに寒い。
なのに、今朝、起きたら、もう1枚着ようと思った洋服を
枕にして寝ていた。結果、かなり薄着で寒い朝をむかえてしまった。
風邪は・・・引いてない模様。気づいたら、寝ていたパターン。


あ、そういえば、今日、民生ちゃんの誕生日だ。
長年強く思っていた特別な日だったから、
今でも忘れずにいるんだなぁ。
作者基本、魚顔が好きでね。特に系統でいうなら深海魚。
もちろん、あのゆるい感じ。だらーんとしていて、ちゃんと自由で、
まじめに遊びに取り組む姿勢。無精髭も笑い声も才能も歌声も
生きざまも、雰囲気も全部好きだったな。
懐かしいな・・・1965年5月12日生れの広島県出身。
今年2005年だから・・・40歳?! えぇ?! 民生ちゃん、
40なの?! ひゃ〜信じられない。
作者がお熱を上げていた頃は、民生ちゃん、まだバンドマンだった。
UNICORN(ユニコーン)」という、
ドラム川西幸一・ギター手島イサム・ボーカル奥田民生
ベースEBI・キーボード阿部義晴の5人編成の
何でもありのバンドだった。
民生ちゃんはもちろんのこと、UNICORNが好きだった作者。
川西さんの身体に響くドラムが好きだった。
テッシーのテクニックだけでないやさしいギターが好きだった。
EBIちゃんのクールなベースが好きだった。
そして何より、阿部Bの舞台パフォーマンスはすばらしく、
彼がいることによって
UNICORNがどれだけ笑いが絶えないバンドだったか。
ホントにおかしくて、あんなバンドいなかったと思う。
今から何年前だろう。
きっかけは、土曜の夜の23時過ぎに、たしか・・・日テレで
爆風スランプ」が司会の音楽番組がやっていた。
たまたま見ていた、その日のゲストがUNICORNだった。
なぜだか、メインボーカルは、
キーボードの阿部Bだったのにもかかわらず、
人生は上々だ」という曲の
阿部Bと民生ちゃんの掛け合いの場面で、
ブラウン管より、民生ちゃんの唄う姿を見てやられちまった。
い抜かれちまったよ、その瞬間から、しっかりと。
いいなぁ・・・とか思っていた人が徐々に、時間をかけて・・・
「やっぱり好きだわ」っていうプロセスは全くなくて。
一瞬だった。
そして、それは確実で、間違いなく、揺るぎなかった。
その日の夜のあの番組が、UNICORNな日々の幕開けになった。
それからというもの、時間、労力、精神、金銭、
すべてを注ぎ込んで、捧げたといっていいほどの
のめり込み度。UNICORNが生活中心といっても
過言ではない時期がしばらく続いたっけな・・・
当時、幸か不幸かバンドブームで、
テレビや雑誌、世間もバンドにやさしかった。
ホントにみんなバンド、バンドばっかりで。
マニアック過ぎる、異色のバンドから
アイドルチックなバンドまで幅広く、受け入れられていた。
まだ、ミスチル、ブレイク前の桜井君が、
ジュンスカの呼人氏と一緒に番組のワンコーナーで
唄を唄っていたりしたんだよなぁ。
もう、上げたらきりないので、やめとくけど、
いわゆる「ニューミュージック」界が世に広まり浸透し
一般的にも聞き入れられた頃の話。
歌番組も多くてねぇ・・・ほんと。
レギュラーー番組もあったりして。
テレビに出るたび、もちろん、録画。それもリアルタイムで
出演しているところだけとって、
丸まる1本をすべて、UNICORNしか出てない120分テープに仕上げる。
真剣に取り組む若き頃の作者。
健気でバカだった。ホントに真剣に・・・・やりとげて、
ついには出演、UNICORNのみというビデオが20本を超えた。
音楽雑誌も今よりずっと、たくさん出てて。端から買っちまって。
だって、UNICORNすごい人気だったわけよ。ヒット曲にはあまり、
恵まれこそしなかったけれど、人気はすごかったんだから、ホント。
だから、雑誌なんて、ほぼ、特集と表紙、
カラーで各メンバー1ページ当たり前だったから、
記事ちっちゃいから・・・とか
モノクロだから・・・という類いの
消去法は通用しなくてさ。嬉しいんだけど、1ヶ月さすがに
多い時で10冊近くあったから、経済的にも厳しいし、
部屋の床が雑誌の重さで抜け落ちるんじゃないかって、
内心ヒヤヒヤしていた。
もちろん、ファンクラブに所属し、
あげく、UNICORNのコンサートを取りしきる
チケット会社のファンクラブにも入っていた。
必ずツアーには参加して・・・
行ける範囲の同じ会場3DAYS、5DAYSは
1日置きに参加。夏のイベントは遠く離れた県にも出向いた。
ファンクラブ限定のセルライブビデオの撮影に参加もしたし。
そうそう、これはとっても嬉しいことに参加者の名前が記載された
ものが同包されていたりして。ええ記念になったわ。
それに、阿部B以外のメンバーの出身地である広島県
聖地と化し、「広島」という響きだけでも憧れた。
だから、広島弁はたいそう魅力的で、ことあるごとに
関係ない回りの友達に伝え、広めていた。
追っかけもしたし、出待ちもした。
懐かしいなぁ・・・若かったなぁ。あんなにがんばれたんだもの。
いや、今だって、「ルミネtheよしもと
1日置きとかで行く日もあるけどね。
当時すべてのCDを買い、
ビデオを買い、ライブに出かけては、消えてゆくお金達。
しかし、思いがけ、数えきれないないほどのプレゼントをもらった。
UNICORNを通じて、たくさんの友達ができた。
学校帰りにビデオ鑑賞会をひらき、共有の対象に共通の想い。
底はかとない、団結力と一体感。とっても楽しい時間だった。
一緒に騒いで、盛り上がれる友達がいなかったら、
作者の中の、思い出1ページのUNICORNがこんなにも
光り輝く存在ではなかったように思う。
その中でも、かけがえのない
一生の友たちとの出会いをもらったし。


とにかく、好きだった。とっても。
UNICORNが好きだった。
いや、もちろん、今でもメンバーのその後が気になったりするし。
曲も今でも、たまにガッツリ聞くしね。
当時を思い出して、感傷にふけってみたり。
カラオケで、UNICORNの曲を唄えば、大盛り上がり大会。
もちろん、画面の歌詞は見ないでオッケイさ。
民生ちゃんはご存じの通り、ソロ活動をしていて、
EBIちゃんは学生時代、
憧れだったバンドのARBでベーシストとして
がんばってる模様。
阿部Bもソロ活動をしつつ、
プロデューサー業も行い、氣志団を手掛けたのは有名な話。
テッシーもいくつかのバンドを組み、
もちろん、今もギターリストとして活躍中。
川西さんもいくつかのバンドを経て、今は「ジェット機」という
バンドで、もちろんドラマーとして活躍されている。
そのバンドのボーカルがなんと、元ジュンスカイウォーカーズ
宮田和弥氏。なんだか・・・時間の流れを感じるなぁ。
そのジェット機も出演する「LuckyRaccoonNight vol.0」という
音楽イベント。なんと、2丁拳銃も一緒なんです。
あげくに2丁拳銃のバックがジェット機だそうで、
川西さんのドラムで唄う2丁拳銃・・・・あぁぁぁ見たい!!!
すごい見てみたいなぁ〜。
何だか、無性にUNICORNの曲が聞きたくなってきた。
作者お薦めアルバムは「PANIC ATTACK」と「ヒゲとボイン」かな。
UNICORNの前期と後期が聞きくらべられるので、
おもしろいと思います。
はぁ・・・ホント、思い出がいっぱい。
でもさ、まだまだ、書ききれないほどの
UNICORN、民生ちゃんのこと。
いつかまた、数えきれないほどの
UNICORN関連エピソードを書く予定でいます。
そうだ、改めて・・・・
民生ちゃん、お誕生日おめでとう。って・・・
もう、日付、変わっちゃったよ。13日だよ。