ビーズ。

atmy2005-05-23

昨日は、仲のよい従姉妹が来て、他愛もない話をして帰っていった。
都合のつく、お暇な日は仕事を手伝ってもらっている年上の従姉妹。
姉のいる作者だけど、実はこの従姉妹のほうがどことなく似ている。
趣味嗜好、思考回路、疑問に思う事など・・・かなりかぶる。
その従姉妹から、あれは、そう、一昨年の夏。
「ビーズ」を伝授された。細かい作業が嫌いでない作者は
すぐにのめり込んでいった。もちろん、発信元の従姉妹も負けてはいない。
凝り性なんて、生温い。もうどっぷり・・・趣味の域をとうに越す。
仕事?!ってくらいに次々とつくり出される作品たち。
納得の行く材料を探し、求め、集め、購入、制作。
そして、大量のビーズアクセサリー。
もうね、ハマると従姉妹は半端じゃない。
作者も収集癖があると自覚してるが、従姉妹ほどではない。
とにかく、何に対しても探究心がはんぱない。
ビーズのことに関しても、もちろん膨大な知識と情報が
従姉妹の家に頭に存在する。
まぁ、作者も人のことはいえないな。
ハマると結構「病」の類いでハマっちまう。
のめり込み、うつつを抜かし、そればっかり。
しかし、作者、自分の性格・気質を未だコントロールがきかない。
いやいや、もういい加減にしないとね?! 何年この性格なんだって話。
はい、作者、熱しやすく冷めやすいんです。
ペース配分がなっちゃいないからね?!
前半飛ばしちゃうから・・・後半持たないんだわ。
いや、趣味として、気長にやっていこうと思ってますよ?!
そうでなかったら、アップした部屋のビーズ達が
かわいそうでなりませんもの。今は、フェイドアウト感が強いけども
必要とあらば、ちゃんと作りまっせ。
携帯ストラップ、イヤリング、ピアス、指輪、ネックレス、
アンクレット、ブレスレット、ヘアピン、ブローチ・・・
オファーがあって、人に作ってあげたり、
頼まれてもいないのにプレゼントしてあげたり。
色々したなぁ。なつかしい。
それにとにかく、ビーズを買いまくった。
なんでか・・・お金に糸目をつけない感ただよう買物っぷり。
どうして?!って自問自答したくなるほど、羽振りよくぽんぽん購入。
いや、単価が安いのよ。でも、そこが落とし穴、 恐ろしや。
最初ね、近所のビーズ屋で買ってたんですわ。
1個10円しないものを10個買うと、100円しない。
初心者作者は嬉しくなって、10個20個、ちまちま数えて
店指定の トレーにのせる。
そして、「あ、この色、いいな、この色も・・・」
それはそれは、きれいな色とりどりのビーズ達。
オーロラ加工してあるもの、よりしてるもの、
してないもの、同じ色でも何種類も存在し、
目移りしまくる。それをさ、20色30色、選んでごらんよ?! 
気付くと大変なお会計。
それと、ビーズ作業をするにあたっての、初期段階の設備投資。
工具やシートやテグスやいれもの、
ピンセットにビーズの本などなど・・・。ないとやっぱり困る。
あげく、作者、「色もの」に弱い。
カラフルで色んな色を見ているだけでテンションが上がる。
興奮する。幸せな気分になる。ずっと眺めていたくなる。
無闇やたらに、50色の色鉛筆とか買っちゃたりした事もあるし、
学生時代「色」にまつわる卒業制作を選んだほど。
すでに、幼い頃より無意味に丸小ビーズを何色もまぜて、
ガラスの小瓶に入れてコルクで栓をして、
飾ったり眺めたりしていた。その記憶がお陰様で復活してしまった。
止められない止まらない。作る、作らない、使う、使わない関係なく、
とりあえず、色で買う。思うがままに買う。ぼんぼん、籠に入れて買う。
頭、やられちゃったかと思うほど買う。
結果、買い過ぎ。わかり切ってたことだけどもね。
はじめのうちに買ってた近所のビーズ屋ではもの足らない+
もっと安く売っているところはないかと従姉妹に相談。
もちろん、渡されたのは「浅草橋のビーズ屋マップ」
おぉぉ!!! もちろん、従姉妹はかなりの頻度で利用しているようだった。
そして、休みの日を利用して電車に乗って、
まんまと足を踏み入れてしまった・・・
もうそこはビーズパラダイス!! 「色」の楽園=作者、正気を失う。
何軒ものビーズ屋がひしめき合い、価格競争を行い、品揃えの充実に余念がない。
消費者からしたら、なんとも嬉しい状況だ。だから、安いのなんのって。
もう、ほぼ、問屋価格!! 近所のビーズ屋より3分の1の価格で
数えきれないほどの種類のビーズ〜ビーズ関連商品を物色し放題。
1袋30個入って80円!!!! 近所じゃ考えられへん。
そして、それを調子ぶっこいて、×50色(袋)とか買っちゃたりする。
でもね、結局は・・・
○安いから
○なかなか来れないから
○珍しいから
などの理由により、度を過ぎた大量購入。
正直な話、使う分だけですむからさ、
近所で済ませた方がべらぼうに安く上がるんだわさ。
あげく、食事したりするし、電車賃もかかるしさ。
そのくせ、1つ1つが小さいから結構な額を買っても
たいして大荷物じゃない。それがまた、いけない。
買っちゃった感がその場はあまりないからね?!
しかしながら、すごい事になっているんだけども。
お財布の中を改めて見て、ビックリした時が何度あったか・・・
「はぁ!!すられた!?」って。
いやいや、そんな、お札だけ抜いてこっそり元に戻すって・・・
親の財布からちょっくら拝借します的な泥棒は
浅草橋にはいないぞ。気を確かに、記憶をたどる・・・
ああ・・・うん。使った。確かに自ら、お札を店員さんに渡した。
それも何軒も何度もね。
買い過ぎも甚だしい。ある線を超えると・・・
もういいか・・・的な、全く持ってよくないのだけれど
さっぱり訳がわからない感覚に襲われる。
そして、また、意識もうろうの中、籠へビーズを放り込む。
「病」である。完全にやられちまっている。
「発症元・浅草橋、病名・ビーズ症候群」
それに、「そんな色、そんなパーツ、実際使うか?!」っていうものも
集めはじめたりして。なんだか、作るのが目的のはずが、
集めるのが目的になりつつあったな。
でも、入れ物に色とりどりに列ぶ、ビーズ達を見ると、
作者、ホントに幸せなんデスワ。
それで十分で・・・お腹いっぱいになつちゃって・・・
色も結構そろって、達成感・・・やったよ! オレ、やったった感MAX。
で、現在に至です。
あ、でも、昨日、壊れたネックレスの金具を
持ってるパーツで修理したよ?!
ビーズと総称で書きましたが、
これがまた、たーーーーくさん種類があるわけで。
主に・スワロフスキー・チェコビーズ・カットビーズなどなど。
それぞれ変型してる物があったり。
大きさもね、チェコビーズで言うなら
3mm、4mm、5mm、6mm〜あるし、
カットの仕方もね、
スワロフスキーで言うならソロバン、ラウンド、しずく・・・
それに天然石もパールもいろいろあるよ〜。
その上、バーツ類の種類の多さったらないし、
もうさ、いくつもいくつもあるわけよ。
それをある程度、目的も、範囲も、用途もはっきりしないまま、
そろえようって言う方が無理があるんだけどもね。
作者はその無謀なことをして来ちゃった口です。
だから、部屋がちょっとした「ビーズ工房」
もちろんも1度2度、通って集めたわけじゃないからさ。
ま、きっと従姉妹のほうがすごいだろうけども。
従姉妹もペースは落ち着いたけど、次のステージへ上がった感じ。
レベルアップを確実にしてますよ、作者と違って。
もう、売り物レベル。ビーズショップ店員より格段の貫禄と知識。
この前、従姉妹が質問した事に対して、
答えられない店員がいたと言っていたけど
たぶん、相当ハイレベルな質問をぶつけたのではなかろうかと推測。
1、2時間で目に見えての満足感と次回に引きずらないちょうどいい達成感。
それが、ビーズの魅力でもありますな。
だから、つくり出すと、楽しくて止まらないんでけどね。
また、始めようかな・・・スローなペースで。