物欲遺伝。


1号の何がすごいったら、「物欲」がすごい。
なんでも、買い与えた作者の母親、おばーちゃん。
いけないね。誕生日でもクリスマスでもないのに、
1号はなんか買ってもらおうと、常にそう思ってる。
そして、その買ってもらったものを大事にしない。
これまたいけない。まぁ・・・子供なんて
そんなもんだと言ってしまえばそれでおしまいだけどね。
この2日間にどれだけのおもちゃが1号の手元に渡り、
そして、チェンジして行ったか・・・。
細かいものをちょこちょこと・・・
整理整頓ができないのに増える一方だ。
2号は何でも口に入れて食べてしまうので、
ほっぽらかしにしてある1号のおもちゃを
誤飲する日はそう遠くないのではないか・・・とっても心配。
午後過ぎ、作者のファンダンゴおばさんがやって来て、
1号と散歩に行って来ると出かけて行った。
そして、帰って来た1号の手にはしっかりと、
ムシキングのちっこいおもちゃが
いくつも袋の中でぎゅうぎゅうしていた。
興奮しながら帰って来てなんだけど、
出かける前にガチャガチャの
マジレンジャー」の組み立てフィギアに
さんざん食い付いて、遊んでいたのに、
中途半端な状態でホっぽらかしになったまま。
作者、ついにブチ切れ。
「いいかげんにしなさいよ?! 誕生日でも
クリスマスでもないのに、
なんで買ってもらってるのよ?!」
1号、作者の本気の怒りに興奮一気に冷め切る。
「次から次へと、いくつここ2日で買ってもらった?!
なんにも言われないことをいいことに。」
1号神妙な顔つきになり下を向く。
ばーちゃん、かばうも、なんてったって張本人だから。
「買ってあげたいんだからしょうがないでしょ」と
分けのわからない援護射撃。
「自己満足を満たすためだけで、
1号のためにはいっさいならないよ?!」と
言い返す。
嫌な空気が漂うも関係ない。
言わなきゃいけない時に誰かが言わないと。
1号のことを思えばこそ。
ちゃんと片付けると言う約束をかわし・・・ってあれ?!
ムシキング、出しッぱですけど?!
そして、また、しばらくして、
じーちゃんとコンビニから帰って来て、
持ってた袋には「南アルプスの天然水」が入っていた。
なんで?!水?! 水なんて、
自分から買ったことなかったのに・・・あ!!
そう、飲み物によくついてるでしょ?! おまけ。
あれがほしかったんだと。ちなみに「サワガニ」。
いつからカニ好き?!って、そうじゃなくて、
えぇーーーー?!?!
舌の根も乾かぬうち過ぎる。
約束果たされぬまま、作者の心一切届かず。
あの反省風はやっぱり、小芝居であった。
なんか・・・あまりにも伝わってなさ過ぎて、
笑えて来たぞ。あげく、もう、ケロっとしている。
子供なんてそんなもんか・・・
まぁ・・・作者も相当、「物欲」に関しては
あまり強く言えた義理じゃないけどさ。
あ、そうそう、姉は1日頭痛がしてだるいと
育児休業宣言。たまに実家に帰って来たからと
分けのわからない理由により、夜ゴハンまでずーと、
ごろごろしてましたわ。