60年。
8月15日。終戦記念日。
第二次世界大戦が終わって、今年で60年。
もちろん、作者は戦後生まれで、戦争は体験者ではない。
でもね、小学校の時、戦争教育ってーの?! すごかったのよ。
毎年・・・あれ毎学期だったかな・・・国語で戦争関連の
ノンフィクション物語を勉強して。背景や戦争体験話や
とくに広島や長崎の原爆についての話なども、かなり徹底して
教わったなぁ。いや、別に、誰にやったのやられたの
といった偏った思想や、反戦などの直接的な内容じゃなくて、
ただ単に事実を学んだだけ。幼いころに受けた衝撃や
事実を知ったショックは、今も鮮明で。
戦争というものを深く知った、おかげで人についても
真剣に考えるようになったりね。
歴史的背景や国の主張や問題などを
知ることも必要だけれど、戦争が誰に何をしたか、
何を残して、何を奪ったか・・・
戦争によって変化した、末端の人々の
日常、心情、環境、状況を知ることによって、
見えてくるもの。
それを知ることも大切なのではないかと思う。
悲しいかな、
争いは地上から消えてなくなることはないだろう。
ニンゲンは実に欲深く、戦って奪い合う本能が、
備わっているんだろうね。
それでも、創造し、与えて助け合う心も
また持っているのは確か。
そっちが、いいな・・・できれば、世界中ね。
一年に一度くらいは、こんな事を真剣に、
思ってもいい日なのではないかと思ってみたり。
あと、ちなみに仲のいい従姉妹の誕生日であったりもする。