CMバトル。


駅までは、降ったり止んだり。
でも、確かに・・・風が強い。傘が、
もうちょっとで、お猪口になるとこだった。
交通機関に影響があったら大変と思って、
いつもより早く電車に乗る。そして、気づけば新宿。
時計を見ると、定刻着。
なーんだ。やっぱり中止しないで、よかったわ。
ルミネの7階をめざす。従姉妹はすでに会場にいた。
エレベーター横の「関係者受付」の受け付けを見つけるも・・・
関係者・・・なのか?!とふと、考える。
でも、他の受付が見当たらない。
まぁ・・・全く関係ないわけじゃーないか・・・
と思い直して、
「ネット投票の抽選で、当選メールをいただいたものですが」
というと、名前を聞かれ、チェックされ、チケットがもらえた。
こんなに後ろの席、とっても久々。いや〜新鮮。
でも、全体が見れて、気兼ねなくできるから、後ろって結構好き。
時間もギリギリだったので、座るとすぐに前説の
チーモンチョウチュウが正装で登場。
その後、幕が開いて、そこにいたのは、千原兄弟と原まきちゃん。
タキシードと赤いロングイブニングドレス
「決勝大会」の装い。舞台上もいつもとはちがって、
舞台中央に大きなスクリーン、
両脇には大小のオロナミンCのビニール製の置き物があって・・・。
「あぁ・・・スポンサーついてるのね」って感じ。
千原兄弟は、どうやら、このイベントに関して、
そない詳しくないみたい。
原まきちゃんに説明されて、はじめて聞くリアクションが多くて。
しきりに、「出たかった、参加したかった」と特にJr.さんが
言ってたな。
その後、参加芸人16組を呼び込む。
いや、14組だった。南海とレギュラーが来てなかったから。
決勝進出組、4組・・・次長課長、ニブンノゴ!、
トータルテンボス麒麟
そして、笑い飯、千鳥、パンクブーブーハローバイバイ
ダイノジあべこうじ佐久間一行タカアンドトシ
カリカ、ポイズン。
総勢14組が舞台上にならぶ姿と、ちょっと圧巻。
あげく、みーんな「元気ハツラツぅ?」書かれたおそろいの
Tシャツを着用。
あ、笑い飯はワイシャツにジャケットを
着ていたところ、もちろん突っ込まれて、
ワイシャツの下にTシャツを着ていることをアピール。
千原兄弟による、特にジュニアさんとのからみ。
おもろい! ギャグのむちゃ振りをされる、
次長課長、河本っちゃん。
一つ目はやや受け。
二つ目のギャグはかなりの納得のいく笑の量。
その後、審査委員長である木ム兄やんが
舞台下手(左)より、
登場すると思い、そちらを向いて待っていると、
すぅーと反対の上手(右)から表れて、ちょっとびっくり。
一度、全員そでにはけて、今までの全作品を
巨大スクリーンで観賞。なつかしいなぁ・・・
始まったのは、4月の下旬。約4ヵ月間かぁ・・・
劇場でオロナミンCもらったの。相当の本数だよなぁ。
おっと、違った、そうじゃーない。
みんなそれぞれ色や雰囲気や、キャラクターを生かして
面白かったなぁと・・・と改めて振り返る。
改めて見直して、以外に笑ってしまったのが、
あまりにもばかばかしい「笑い飯」。
あれは、あれで大いにありだわ。
色々と、CMのこぼれ話や裏事情などを話す面々。
ハローバイバイの関ちゃん、ニューヨークのロケは、
3泊5日で、初日ついてすぐに撮影が終了し、
一緒に行ったスタッフと後は観光しようと思っていた矢先、
ホテルの目の前で、黒人2人がケンカをしているのを
見てしまい、ビビッてその後3日間ホテルから
一歩も外に出なかったとか。
ポイズンと一緒に出ている修学旅行生たちは、
ルミネに本当に修学旅行できた中学生の
宿泊場所にお邪魔して、撮ったものとか。
それも、阿部君の地元の近くの
学校だったにも、かかわらず、補助席に乗せてもらい、
一緒にバスに乗って移動したのに
「しぃ〜ん」と全く、食いついてくれなかったらしいとか。
ダイノジの川にダイブする大地さんのために、
いざというときに、すぐそばに
救急車を待機して撮影に臨んだとか。
笑い飯と一緒に出演している、
ウサギやパンダはNSCの学生の子に
頼んでやってもらったけれど、
暑くて臭くて最悪だと文句を言われ
ごめんな・・・と誤って
オロナミンCで勘弁してもらったとか。
きりないな・・・
ここらへんで、ストップしておこうか。
ほんとに裏話的なこともあったし。
伏せておいたほうがいいかな。
まぁ、ファンダンゴでも放送するし。
決勝に残った4組がくじを引き、
トップバッター麒麟、続いて次長課長
トータルテンボス、ニブンノゴ!の順に決勝CMを披露。
いよいよ、トップバッターの麒麟
そのインパクトとクオリティーの高さに会場中が大歓声。
そして、上映後すぐさま、ジュニアさんと麒麟、肩を組み、
麒麟、優勝おめでとう!!!」と3人で喜ぶ。
「もう、ええやろ、決まりやろ?!」とジュニアさんがしきりに
麒麟を褒めたたる。なんでも、
知り合いの映像を本格的にやっている
本職さんに今回は、ほぼお任せして、とった作品らしい。
そして、次長課長
「今回は、今までとは、全く違う感じに・・・
今までは、もちネタですからね?!
今回はもう・・・違いますよ・・・」
と前振りをするも・・・
今回も、同様、持ちネタど真ん中。
あげく、河本っちゃんに至っては、
「オロナミンC、最後まで飲んでないですから」
発言も飛び出す。
トータルも決勝を意識し、海外ロケを決行。
場所はタイで、藤田君のアフロが
地元のタイじゃーあのCM通り
大人気だったらしいですぜ。
ニブンノゴは優勝したら地元でCMが流れることを想定して
「土佐弁」で地元高知を意識して撮ったんだと。
4作品ともそれぞれそのコンビの特色を生かした、
すばらしいものだったよ。Jr.さんに、
ぼろくそ言われた、次長課長やトータルももちろん、
おもしろかったし。
ま、「オロナミンCのCMなんだよね?」って突っ込まれたら・・・
両方とも・・・え?! ! と聴こえないふりして、ごまかすしかないけど。
舞台上に3人の素人さん・・・
いや、審査委員が登場し、別室で審査するという。
オロナミンCの企画の方、
CM担当の方、ルミネの支配人の方、
そして、審査委員長の木ム兄やん。
審査の間も、ジュニアさんがもう、
麒麟が優勝した設定で
話を進めて、特に次長課長とトータルにたいしては、
もう優勝なんて、
論外、かやの外、ありえへんの受け答え。
しばし経って、木ム兄やんから優勝者の名前が発表に・・・
「ニブンノゴ!」と会場に響き渡った瞬間、
大盛り上がりとともに、向けられたのは
麒麟」への視線。
そう、ジュニアさんがあれだけ押してて、
散々いっておいて、優勝は麒麟じゃない・・・
川島さん「今までで、一番恥ずかしいわ」と
悔しさよりも、あんだけ持ち上げられて、
決まったも同然っていわれまくって、
それも、まんざらでもないって思っていたんだろうね・・・
ほんとに、恥ずかしそうだったな。
まぁ、あれだけ誇張されれば、、
違ったら違ったでおいしいなぁと思って見てたけどね。
現にそうなって、ある意味、
ニブンノゴ!よりおいしかったよ、麒麟
確かにニブンノゴ!の作品は、スピード感と
商品イメージがよかったもん。
「芸人が趣向を凝らして、独自で考えて
笑を交えながら、オロナミンCのよさをアピール」に
ばっちり当てはまってわ。
CM中に言う「いつもとれたて」というフレーズも
スポンサーが気に入ったらしく、
それも大きかったようですぜ。
とにかく、おめでとう、ニブンノゴ!。