やりにげ。


漫才で絶対、受けるネタを「鉄板」という。
その鉄板ネタをお客さんの前で
披露し、本当に鉄板なのかを検証。
出演したのは、確固たる鉄板ネタで、
あらゆる舞台でそれを実証済みの
あの芸歴で、ただいま話題沸騰、人気急上昇の
大木こだま・ひびき師匠が審査員として出演。
実際に検証するのは3組、メッセンジャー
中川家タカアンドトシの若手・・・いや
中堅コンビ。最初にホワイトボードに書かれた
ネタを自ら解説。鉄板と小鉄板部分を
ここの部分ですと解説した後、客前に出て検証。
確かに受けてたな、うん。鉄板だわ。
でもね、お客さんが鉄板部分で、
笑うのは2パターンあると思うんだ。
初見のお客さんだとして、
ネタの内容が、万人に受けるような
わかりやすくテンポがよくて、
勢いがあるおもしろいネタだから、
笑う。たくさんの人が必ず笑うのは
ネタがおもしろいから。それと後1つは
もちギャグと化している場合ね。
それが出てこないと、物足りなさを感じ
出てきたら、待ってましたと、
受け入れ態勢準備万端なもんだから、
笑う体勢に入ってて、たぶん容易に笑いが起きる。
まぁ、どっちの場合でも、受けるんだったら
それが、鉄板となって、洗練され進化して
続いていくんだろうな。
それに、もう何度も何度も
鉄板というくらいだから
やってるネタだから、お客さんだって、
知っている場合もあるはずだ。
でも笑う。
まぁ、おもしろいものは何度見聞きしても
おもしろいけれど、
最初の感動ほどは・・・薄れるわな。
それでも、そこで受ける。
なんだか笑ってしまう・・・。
あぁぁ・・・これが鉄板というやつね。
3組とも確かに鉄板だと実証されました。