早朝

atmy2006-06-11



なんとなく眠れずに、
窓の外が明るくなっていた。
いつもと違う寝床。
隣には、すさまじい格好で、
すやすや眠る甥っ子1号。
布団を何度となくかけなおし、
ずいぶんと重くなった1号を抱えて、
ある程度の定位置まで戻す。
こんな繰り返し・・・こっちは、ぐっすり眠れるわけがない。
仮眠だよ、仮眠。
布団をかけても、すぐにはいでしまい、
そのまま大の字に、すやすや寝息を立てる眠る1号。
そんな姿をじっと見つめる。
大きくなったなぁ・・・って、産んでないけど、
育児に少し加担してきただけあって、感慨深げに
成長した甥の寝顔を見つめる早朝4時過ぎ。
その時だ。一度寝たら、絶対おきない1号のくせに、
視線を感じたのか、ぱっと開いて、目が合った。
えぇぇぇ?! こっちがびっくりしたわ。
どうやら寝ぼけている模様。
いやいや、もにょもにょ言いいながら
なんだかもう起きる的な発言。
ちょちょちょっと、待った。まだ、4時だから・・・
いくらなんでも早すぎる。
「まだ朝じゃないからね?!」と苦し紛れにごまかした。
4時って・・・遠出するわけでもなく、
ましてや、早番のバイトが入っているわけでもないのに。
まぁ、外はかなり明るいし、4時はれっきとした朝だけど、
無理です。4時は。
なんとか、1号を寝ぼけ途中で、
もう一度眠りに着いていただくことに成功。
作者も一緒にもう一度目をつむる。
今度は何度かやっと眠れそう・・・


んん・・・・!?声が、1号の声が聞こえる。
作者を大声で呼ぶ1号の声に間違いない。
確実に作者もつられて起床。
ただいまの時間6時ちょい過ぎ。
そーれーでーもー早いっ!!
夜型家族のため、家全体がまだ
寝静まりかえっている時刻に間違いない。
もちろん、作者も6時なんて・・・めったに起きない。
用事がない限り、必要に迫られない限り、行動する時間ではない。
はぁ・・・まぁ、泊まればこうなることは
多少の予想は付いていた。
しゃーないか。


子どもは朝から元気だなぁ〜。
朝から、テレビだ、アニメだ、ケーブルテレビをつけてくれって、
テンションが高い。
言われるがまま、見られるようセッティングしたら・・・
「もうちょっと・・・寝てもいい?
なんかあったら、大声で呼んでいいから・・・」
仮眠程度だったので、これで仕事は無理だと判断。
1号にお願いしてみた。
すると、あっさり
「いいよ」の返答。
大きくなったなぁ〜。
だんだんと手がかからなくなってくるんだろうな。
すぐに、ケーブルテレビのセッティングも
できるようになることを祈る。
それは、それで、ちょっと寂しいのかもな・・・


写真は関係ない甥っ子2号のアンパンマンボール。