漫才しょか・新作

atmy2006-06-12



本日11日は、ルミネで
「2丁拳銃の漫才しょか
〜新ネタ+一夜限りのシャッフル漫才」の日。
このイベント2回目で、
前回は去年の年末「漫才しわす」。
そう、前回12月で漫才「しわす(します)」=師走。
今回は漫才「しょか(しよか)」=初夏ね。
ダジャレかーい。
メンバーは冠の2丁拳銃と同期のCOWCOW
ハリセンボン以外は
前回のメンバーとかぶりなし。
ダイノジトータルテンボス、アップタウン、
イシバシハザマ、ピースの8組。
イベントの出演組数としてはちょうどいい感じ。
これ以上はちょっとつらい。
お得感はあるけれど、あまり多くてもいいってもんじゃない。
それが、芸暦がある程度、行ってる芸人さんならば
なおさらの話。
舞台上にごった返していると
なんとも、もったいないなぁって、思ってしまう。
ちゃんと、持ち時間があれば、いじり方によっては
いい仕事するのになぁって。
いろんなタイプの芸人さんはいるけれど、
特に、ゲームイベントの場合は、多くなればなるほど、
前に出ないと、仕事した充実感は得られない。
だから、ちょうどいい感じの組数だし、
一人ずつにちゃんとスポットがあたる
ちょっといつもと違うイベントは、
やってるほうは大変だろうけど、
新発見があったりして、結構好き。
それに、たいてい修士さんは
仕切りだから、ゲームイベントの場合
参加することはほとんどない。
シャッフル漫才は仕切りじゃない修士さんも
見られるから、密かに楽しみなんですわ。


前置きはいいとして、内容ですが、
充実してましたよ。
前回の「漫才しわす」よりもよかったかな。
正直、重心がシャッフル漫才だったように思うな。
新作漫才ももちろんよかったけれど、
なんだか、次のシャッフル漫才のほうが
やってるほうも、見てるほうも気になって
浮き足立っている気がしたなぁ。


ネタを披露する順番はこれは、たぶん芸暦ね。
ハリセンボン、ピース、イシバシハザマ
アップダウン、トータルテンボスダイノジ
COWCOW、2丁拳銃・・・たぶんあってると思うけど・・・。
記憶があいまい。
確かに作者が知ってる限りの各々の持ちネタで、
見たことないものばかり。
アレンジしたり、同じパターンで内容変えたり
ちょっと、あれ?!って感じもしたこともあったけども。
新作っちゃー新作です。
あ、お初の組がいたなぁ。イシバシハザマ
テレビでは何度となく見ているけれど、
生は初めて。えーと、イシバシハザマだから、
石橋くんと硲くんね。おぎやはぎみたいなもんかな。
硲くんの漢字は「間」ではなく「硲」・・・この字が
硲と読むって初めて知ったよ。
硲くんの髪型にちょっと釘付け。
オリジナリティーやわ。
ある意味、石橋くんのパーマもすごいわ。
梅雨時期は大変やろな。
確か年齢差のある二人だったきがするなぁ。
ところて、彼らは大阪組だよな・・・
で、なぜにこの「漫才しよか」のイベントに
参加したのか・・・だって、あーた、
イシバシハザマは・・・ショートコントじゃないのさ。
本人たちも「何でおれたち?!」って戸惑っていたけれどね。
でも、まぁ・・・前回COWCOWは新作漫才っていって、
コントの「英会話教室田中邦衛編」やったから、いいのか。
二人とも芝居調で、ショートコントというか
お芝居の断片的なものを見ている感覚。
設定や役柄にちゃんとなり切って、
あげく、思い切りがよくて、どんどん引き込まれるほどの
芝居力(?!)があると思う。
もちろん、最後の落ちでちゃんとコントとして成立。
その芝居の真剣さと落ちとのギャップがまた、面白い。
ハリセンボンはひとつパターンが
しっくり決まれば、楽なんじゃないかと思うけど。
キャラは濃いし、インパクトはあるから。今後に期待。
ダイノジはお二人とも声がしゃがれ気味だったな。
とくに大地さんは完全にかすれてて、「どうしたの」?!
と誰もがきっと、たずねたくなるレベルの声の変わりよう。
それでも、新ネタはきちっと、定番小ネタも織り交ぜつつ、
おもしろかったわ。
ここ最近、大地さんの突っ込みの・・・上達っていったら
なんだか、えらそうだけど・・・前は、ちょっと大谷さんの
ボケに自信なさげに、たまに戸惑いもみせながら
突っ込んでいたように思うのだけれど、
今じゃ全然。すばっとばっさり、息つく暇もない小ボケに
ちゃんとひろって、突っ込んで、そこに笑いも付いてくる。
今までは、大谷さん主導で、大地さんは後に続け的な
印象があったけれど、今はなんだか、ちがうなぁ。
もともとダイノジの漫才、コントは好きだけど、
大地さんの突込みがパワーアップして、
さらに好きになってる気がする今日この頃。
COWCOWのネタは、今までのネタのワンフレーズを
ピックアップして一本にしたもの。
あれは、COWCOWだからできるネタ。
相変わらずの多田さんの細さと上下同じ柄の
細身のチェックのジャケットとパンツ。
貫禄すらあるもんな・・・COWCOWも好き。
一緒に行った友達Iも同じく好きだって。
2丁拳銃は「どっちの子がタイプ」の新作。
小堀さんがどっちの子がタイプかと修士さんに
質問していく形式。それが、言葉遊びになっていて
「しゃしゃり出る子と「しゃくれてる子」などなど・・・。
コンパクトにまとまっていて、もうちょっと長めに見たかったな。
小堀さんが次のネタを忘れるたびに修士さんの
洋服の袖を引っ張ったり、やさしく触れたり
ひじをそっと、つまんだり・・・
修士さんに「なんやオレに触ると、忘れたネタが出てくるんか?」
って、言われたりして。
そういえば、小堀さんの包帯が取れてたの、
だいぶたってから気づいたな。
2週間で、完治はしないと思うんだけど。
もういいのかな?!